鹿児島医療生活協同組合は、2005年4月1日より施行される「個人情報の保護に関する法律」を踏まえ、個人情報保護基本方針を策定致しました。
今後、この基本方針を遵守すると共に、患者様、組合員様の情報をはじめとする全ての個人情報を安全かつ適切に取り扱うことを宣言致します。
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私たちの病院は、1975年10月に「鹿児島医療生協市民病院」として開院しました。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)に加盟し、「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」という精神のもとに多くの人々の参加と協同を得て、地域になくてはならない医療機関として発展してきました。私達は今後も組合員や地域の方々と協力し、医療と福祉の更なる発展のために、ここに「医療宣言」をかかげます。
日本生活協同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。これらの活動を引きつぎ、2010 年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。
医療福祉生協は、地域のひとびとが、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。
医療機関·介護事業所などを所有·運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。
私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。
私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療·介護·健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。
私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。
私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。
私たちは、安全·安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。
私たちは、必要な時に十分な医療·介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。
私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。